Nyquist keyboard build log [rev 1.5]

はじめに 

Nyquistキーボードを作ったので僕の失敗談を交えつつBuild logを書いていこうと思います。これを読んだ皆さんはしょうもないことでミスって基板を書い直さなくて良いようにBuild logを穴が開くほど読んでください。

それと僕は入ってないんですが自作キーボードDiscordなるものがあるらしいのでわからなくなったらそういうところで質問するのもいいと思います。

それではどうぞ。

 

f:id:mute1997:20180304003300j:plain

 

 

 

準備編

必要な部品

  • キーキャップ (aliexpress)

特に説明いらずのキーキャップです。今使ってるキーボードから剥ぐなりaliexpressで輸入するなりお好きにどうぞ。

f:id:mute1997:20180304004318j:plain

  • キースイッチ (aliexpress)

キーの下に入ってるやつですね。cherry MX軸以外にも互換軸が結構色々あるので探してみると面白いです。これに関しては5ピンと3ピンと2つ種類がありますがNyquistはどっちも刺さります。変わるのは安定感のみなのでお好みでどうぞ。

f:id:mute1997:20180304004317j:plain

  • 基板 (keeb.io)
  • ケース (keeb.io)

Nyquistの基板をくっつけるところです。僕はkeeb.ioで買いましたが3dプリンターで出力してる人もいるようです。

  • ProMicro x 2 (keeb.io)

Nyquistの基板にくっつけるマイコンです。ぶっ壊してしまって買い直している人もいるようなので余分に買っておいても良いかもしれません。

  • TRRSケーブル x 1 (amazon)

分割jしたキーボードをつなぐケーブルです。keeb.ioにも売ってはいるんですが短いと思ったのでamazonで1mのTRRSケーブルを買いました。

 

  •  Micro USBケーブル x 1 (keeb.io) 

あったら良いものとか

  • クッションゴム

これはケースの裏につけるためのものです。なくてもいいですがkeeb.ioで売ってるケースの底はネジなので安定感はあんまりないです。なくてもいいですがあると滑り止めにもなるのでおすすめです。 

 

3M しっかりつくクッションゴム 12.7x3.6mm 台形 16粒 CS-05

3M しっかりつくクッションゴム 12.7x3.6mm 台形 16粒 CS-05

 
  • セメダイン

これはProMicroの端子周りを固定するものです。僕はまだもげたりしてないんですがProMicroの端子がもげやすいらしく、調べてるときにも結構もげてる人を見かけました。ProMicroの交換は結構無理な感じ(後述)なので買っておいたほうがいいです。

 

  • 4.7kΩの抵抗

これはキーボードのI2C通信に使うものです。僕もよくわかってないんですがI2Cで通信するとLEDが使えなくなる代わりに通信速度が早くなるそうです。ただ僕はシリアルで通信していて全く遅延を感じてないのでなくてもいいとは思います。

(ちなみに僕が買った基板には抵抗が2個ついてきたんですが、4個必要だと思って部品なくした!って騒いでました。実際は2個を片面に実装するだけで大丈夫らしい。)

 

作るに当たって必要になる道具

  • 半田ごて一式
  • ハンダ吸い取り線

ハンダ吸い取り線は必須ではないですがミスするとめんどうなので一応持っておくのがいいです。

 

ハマりポイント

ここからが重要なハマりポイントの説明になります。僕がハマったポイント、調べてるときによく見かけたハマりポイントを列挙して説明するので8億回くらい読んでください。

電気電子の人からしたら何言ってるんだという感じかもしれませんがダイオードは向きがあります。ダイオードのカソード(黒い帯がついてる方)はNyquistの基板のパターンが四角になってる方に実装しないといけないです。ダイオードを取り外すのはそこまで難しくないですが、なにぶん数が多いので間違って実装すると面倒です。

  • ProMicroをつける順番

これは僕がハマったやつです。ちゃんとBuild Log読んでたら絶対起こり得ないことだとは思うんですが抵抗なくしてクソーっていいながら作業してたら間違えました。これはProMicroの方を先につけてしまうとキースイッチをつけられなくなってしまうという簡単なことです。ただこれを間違えるとProMicroの取り外しとかいう地獄みたいな作業が待ってるので絶対にミスしないことをおすすめします。ちなみに僕はProMicroのピンヘッダ取るの諦めて基板を書い直しました。

下はProMicroを先に取り付けてしまってキースイッチを取り付けられないの図。

f:id:mute1997:20180304005229j:plain

 

  • ProMicroの端子

調べてるときに結構もげてる画像を見かけました。先ほど説明したようにProMicroのピンヘッダの取り外しは本当に地獄なので端子がとれてProMicroの交換をしなくていいように接着剤で固めるのをおすすめします。

  • ProMicroのJ1

僕のProMicroはそうではなかったのですがたまにProMicroのJ1がブリッジされててうまく動作しないことがあるようです。ブリッジされてるようならハンダ吸い取り線などで取ってください。

  • ProMicroの裏表

両方同じ向きで実装しちゃダメらしいです。(自分はミスしてないので両方同じ向きで実装するとどうなるのかわかってない)

  • ハンダの盛りすぎ

これは他の人が書いているのは見たことはないけど自分が少し困ったこと。ハンダを盛りすぎていてキースイッチが奥まで押し込めなかった。(隙間からハンダ入れて少し吸った)キースイッチの実装をする前に基板全体のハンダ盛りすぎているところをチェックすると良いと思います。

 

How to build

簡単な作業ログです。

作ってる途中にあんまり写真取ってなくて画像が少ないのですがご了承ください。

ダイオードの取り付け

まずはダイオードの取り付けです。ここで注意すべきは先ほど説明したダイオードの向きです。必ず黒い方をパターンが四角になっているところに実装しましょう。

f:id:mute1997:20180304003509j:plain

TRRS, ピンヘッダ、リセットスイッチの取り付け

画像がなくて申し訳ないんですがパパっと実装するだけという感じです。気をつける点としては同じ向きに実装してしまわないということくらいですかね。

キースイッチの取り付け 

 !!! ProMicroの取り付け前に必ず行ってください。

この作業自体で特に注意することはないです。四隅から実装して浮かないように実装していくだけです。

ProMicroの取り付け

ここまでくればもうほとんど終わったようなものです。ここで注意するのはProMicroの裏表です。同じ向きに実装してしまわないように気をつけて画像のように実装しましょう。

f:id:mute1997:20180304003449j:plain

ProMicroにqmkを書き込む

今回はarchlinuxについてのみ説明します。Mac, Ubuntuとかは公式のドキュメントに従うだけなのでドキュメントよんでください。

$ git clone https://github.com/qmk/qmk_firmware.git

$ pacman -S --noconfirm base-devel avr-gcc avr-binutils arv-libc dfu-util arm-none-eabi-gcc arm-none-eabi-binutils arm-none-eabi-newlib git diffutils avrdude

$ cd qmk_firmware

$ sudo make nyquist:default:avrdude

 だいたいこんな感じです。最後のコマンドの実行時にリセットを求められるので取り付けたボタンを押してください。ここまでの作業で問題がなければ無事書き込まれるはずです。

あとはqmk_firmware/keyboards/nyquistにあるプロファイルをいじってお好きなキー配置を楽しんでください。

最後に

初の自作キーボード、失敗したりもしましたが総じて楽しかったです。他にも色々種類があるようなので作ってみたさがある。

そういえば調べているときにHoltite Socketなるものを見つけて気になっているので次回作る機会があればこういうのにも挑戦してみたい。

riv-mk.hateblo.jp